日曜の夜。
知らない誰かが、記事を買ってくれた通知が届く。
「あなたの記事が購入されました」
金額は、300円。
でも、自分の経験を書いた文章に、知らない誰かがお金を払ってくれた。
その事実のほうが、金額よりずっと大きい。
※場面は例です。
AI副業を始める人が最初に目指すのは、たぶんこの1件だと思います。
ところが、調べると出てくるのは「AI副業おすすめ15選」「月5万円を目指す方法」。
選択肢が多すぎて、どれから手をつけていいか分からない。
僕のところに来る相談も、最初の一言はたいてい「何から始めたらいいか分からない」です。
この記事の結論
AI副業を始める初心者は、何から決めればいいのか?
使うAIやツールより先に、「どこでお金を受け取るか」を1つ決めることです。noteで記事を売る、紹介(アフィリエイト)、Kindleで本を出す、教える側に回る。道によって、必要なものも、最初の1件までの距離も違います。
- ▶最初の目標は「月5万円」ではなく「1件」
- ▶4つの道は、稼ぎやすさではなく「最初の1件までの近さ」で選ぶ
- ▶AIは下書きを書く係。出すかどうかは自分で決める
- ▶お金を受け取る前に、勤め先の規定・税金の申告・住民税の納め方を確かめる
この記事の内容読むのに約5分
AI副業の「おすすめ○選」には、お金の受け取り口が書いていない
おすすめの一覧は、「AIでできる仕事」の一覧です。
ライティング、画像づくり、動画編集、ブログ。
どれも間違ってはいません。
ただ、ここに並んでいるのは「作業」で、「お金をどこで受け取るか」が書かれていないことが多いんです。
作業から選ぶと、作ったものを誰に、どこで買ってもらうかが決まらないまま手が動き始めます。
原因は、道具や作業の選び方ではなく、お金の受け取り口を先に決めていないことです。
そのまま進めると、何が起きるのか。
受け取り口を決めずに始めると、起きること
- ☑ツールの使い方ばかり覚えて、何も世に出していない
- ☑月5万円という目標が遠すぎて、3週間で手が止まる
- ☑「月○万円が確実」とうたう高額な話に、焦って申し込みそうになる
最後のひとつは、特に気をつけてほしいところです。
「AI 副業 詐欺」という言葉が検索に出てくるのも、こういう話があるからです。
「確実に稼げる」とうたう話は、一度立ち止まってください。
では、何から決めればいいのか。
お金を受け取る場所は、この4つ
AI副業で最初のお金を受け取る道は、大きく4つに分けられます。

並べ方は「稼ぎやすさ」の順ではなく、「最初の1件までの近さ」の順です。
Aがいちばん近く、Dがいちばん遠い。
遠いほうが偉いわけではありません。
迷ったら、この問いで決めてください。
どの道でも、AIの役目は同じです。
テーマを出す。
下書きを書く。
長さや言い回しを整える。
出すかどうか、何を書かないかは、自分で決めます。
お金を受け取る前に、確かめておきたい3つ
ここは、お金のプロとして、いちばん伝えたいところです。

⚠ 受け取る前に確かめること
勤め先の就業規則で、副業が認められているか。届け出や許可が必要なら、始める前に済ませておく
税金の申告。給与が1か所で年末調整を受けている会社員なら、給与以外の利益(売上から経費を引いた額)の合計が年20万円を超えると、所得税の確定申告が必要です
住民税の申告と納め方。20万円以下でも住民税の申告は別に必要です。noteの売上のような給与以外の所得の分は、申告のときに納め方を選ぶ欄があります
医療費控除などで確定申告をする年は、20万円以下の分も申告に含めます。
住民税の扱いは市区町村によって違うことがあるので、お住まいの役所にも確かめてください。
どの場合も、勤め先の規定に沿って進めることが前提です。
※税金の扱いは、個別の状況で変わります。くわしくは税務署や税理士さんに確かめてください。制度の数字は、国税庁や自治体の公式ページが正です。
「まだ1円も稼いでないのに、税金の話?」
そう思いますよね。
でも、1件目が売れてから慌てるより、先に知っておくほうが、ずっと気楽に続けられます。
……と、偉そうに書きましたが。
僕自身の数字は、ちょっと恥ずかしいものです。
僕も、4つのうち3つを自分でやってきました
僕は、お金の相談を2,000件以上受けてきた、お金のプロです。
そのうえで、4つの道のうち3つを、自分でもやってきました。
noteの数字を見て「え、158本で52人?」と思ったかもしれません。
そうなんです。
量を書けば見つけてもらえる、わけではありませんでした。
だからこそ、最初の目標は「1件」がいいと思っています。
月に何万円、から始めると、158本書いても届かない時期に続かなくなるんですよね。
1件売れたら、同じことを繰り返すだけ。そこから先は、テーマの選び方の話になります。
僕の会社はAIに月約4万円払っていますが、これは会社の仕事をまるごと回している金額です。
副業の1件目までなら、AIの無料の範囲でも十分に試せます。
それでも「AIで、どこまで作れるのか」が気になる方は、中身をこちらで全部お見せしています。
今夜、テーマを3つだけ書き出す
冒頭の「300円の通知」は、特別な才能から届くものではありません。
受け取り口を1つ決めて、自分の経験を1本出すところから始まります。
今夜やることは、ひとつだけ。
「自分の言葉で5分話せること」を、3つ書き出してみてください。
300円の1件は、今夜の3行から始まります。
書き出していて分からないAIの言葉が出てきたら、ここで引けるようにしてあります。

