AIに話しかけて、返ってきた文章を読む。
「速いほうのモデルで下書きして、仕上げだけ賢いほうにしよう」
「長い資料を何度も貼ると、使える量をすぐ使い切るな」
そんなふうに、画面の説明や人の話が、ふつうに分かる。
生成AIの用語を調べる人が本当にほしいのは、用語の定義より、この「話が分かる状態」だと思います。
ところが、用語集を開くと、こう並んでいます。
LLM。
パラメータ。
ファインチューニング。
「……で、私はどれを知っていればいいの?」
この記事の結論
生成AIの用語、最初に何を覚えればいいのか?
全部を覚える必要はありません。AIを使い始めた人が実際につまずくのは、「モデル」「トークン」「Claude と Claude Code の違い」「スキル」など、10個ほどの言葉です。「あ、あれのことか」と分かれば、先に進めます。
- ▶AIの言葉は、使い始めの人がぶつかる順に並べた
- ▶発信・副業の言葉は、SNSやnoteで出てくるものだけ
- ▶お金の言葉は、副業で1件目が売れる前に知っておきたいもの
- ▶分からない言葉が出たら、戻ってくる場所として使う
この記事の内容読むのに約5分
生成AIの用語集は、「作る人」の言葉で書かれている
多くの用語集は、AIを作る側や、会社で導入を決める側の目線で書かれています。
言葉としては正しい。
でも、これからAIを使い始める人が最初にぶつかる言葉とは、ずれていることが多いんです。
実際にAIを使い始めた方と面談したとき、止まったのは、こういう言葉でした。
「Claude と Claude Code って、違うんでしょ?」
「トークンって、何?」
「モデルの切り替えって、どういうこと?」
原因は、用語が難しいことより、「使い始めの人がどこで止まるか」から並べた用語集が少ないことです。
そのままにすると、何が起きるのか。
言葉で止まると、起きること
- ☑画面の選択肢の意味が分からず、とりあえず初期設定のまま使う
- ☑説明動画の途中で分からない言葉が出て、そこで見るのをやめる
- ☑「自分には向いていない」と思って、AIを閉じる
どれも、能力の問題ではありません。
言葉の意味をひとこと知っていれば、そのまま進めた場面です。
なので、ここでは使い始めの人がぶつかる順に、ひとことで訳しました。
止まるのは、だいたいこの10個

賢いモデルと軽いモデルの使い分けは、こちらの記事にくわしく書いています。
ひとつだけ、強調させてください。
AIは、事実を間違えます。
特に制度や金額は、それらしく間違えます。
お金のプロとして、ここだけは毎回確かめてほしいです。
発信・副業で出てくる言葉
AIで発信や副業を始めると、今度はこういう言葉が出てきます。
そして、1件目が売れたとたんに出てくるのが、お金の言葉です。
1件目が売れる前に、知っておきたいお金の言葉
副業で1件目が売れる前に、知っておきたい言葉です。

※税金の扱いは、個別の状況で変わります。くわしくは税務署や税理士さんに確かめてください。
受け取る前に何を確かめるかは、こちらに順番にまとめています。
お金の言葉を訳してきたやり方で、AIの言葉も訳した
僕は、お金の相談を2,000件以上受けてきた、お金のプロです。
お金の言葉を「その人の言葉」に置き換えて渡すのが、ずっと仕事でした。
AIの言葉も、同じやり方で訳しています。
この一覧は、AIを使い始めた方との面談で、実際に話が止まった言葉から作りました。
ここにある言い方は、たとえ話を変えながら、相手が「そういう意味なんだ」と言ってくれた言い方です。
賢いモデルと軽いモデルを「一軍と二軍」にたとえて話したら、トークンの意味まで一気に伝わったことがあって。
「使える量に上限がある」と分かると、なぜ使い分けるのかがすっと分かるんですよね。
言葉は、定義より「何に困るか」とセットで覚えるほうが早いと思っています。
分からない言葉が出たら、ここに戻る
冒頭の「話が分かる状態」は、全部の用語を覚えたから来るものではありません。
止まった言葉を、そのつど1つずつ片づけていくと、いつの間にかそうなっています。
この記事は、分からない言葉が出てきたときに戻ってくる場所として使ってください。
止まった言葉を1つ片づけるたびに、画面の向こうの話が、少しずつ自分の話になっていきます。

