Fulfullコラム

【保存版】夫婦で“お金の会話”ができる家庭は強い|喧嘩にならない3つのコツとは?

2025.07.16


「旦那が投資に無関心で困っています」

「奥さんに資産運用の話をしたら“また怪しいことを…”って言われた」

「家計は別々だから、そもそも話し合いにならない」

そんな声をたくさんいただきます。

実はこうした悩み、特別なことではありません。

でも多くの人が「うちだけが特別」と感じてしまうのもまた事実です。

大切なのは、「話し方」のコツを知っておくこと。

夫婦でお金のことを話すのは、未来をともに築くための第一歩なんです。

ではまず、「なぜ私たちはパートナーとお金の話がしづらいのか?」その理由をひも解いてみましょう。

なぜパートナーとお金の話ができないのか?

多くの人がパートナーとの“お金の話”に苦手意識を持っています。

その背景にはこんな思い込みがあることが多いです。

「お金の話をすると責められそう」
「管理されるのがイヤだ」
「話すと喧嘩になる」

でも、本来お金の話とは、「一緒に未来を描くための会話」です。

子どもの進学、老後の暮らし、仕事の選択肢――すべてにお金が関わってきます。

だからこそ、私たちは“避けるべき話題”としてではなく、“一緒に考えるテーマ”として向き合っていく必要があるのです。

では、喧嘩にならずにお金の話ができるようになるには、どうすればいいのでしょうか?

次は、そのための具体的な「3つのコツ」をご紹介します。

喧嘩にならない“お金の会話”3つのコツ

お金の話で揉めないためには、“伝え方”にちょっとした工夫が必要です。

相手を責めたり押しつけたりせず、安心して話せる空気をつくる。

それが何より大切!!

ここでは、すぐに実践できる3つのコツをご紹介します。

① 不安ではなく「願い」を伝える

お金の話をする時、「このままだと老後が不安…」と、つい不安から話してしまいがちですよね。

でもそれでは、聞いている相手もプレッシャーを感じてしまいます。

悪い例:
「このままだと老後がやばいんだよ…」

良い例:
「将来、2人で旅行行きたいよね。今から何か始められたらなって思ってるんだ」

“将来こうしたい”という願いをベースにすると、会話はぐっと前向きになります。

次は、「どう伝えるか?」のもう一歩先。

数字で伝えるより、もっと伝わりやすい“ストーリーの力”についてお話しします。

② 数字ではなく「ストーリー」で語る

数字が得意な方にとっては、利回りや資産額の話が自然かもしれません。

でも相手が数字に関心がなければ、その話はほとんど響きません。

悪い例:
「新NISAの利回りが3%で…インフレ率が…」

良い例:
「この前、友達のパパが毎月5,000円で運用始めたって言ってたよ。子どもの大学資金に当てたいんだって」

「誰が」「どんなきっかけで」「何のために」始めたか。そういったストーリーが、心を動かすきっかけになります。

そして最後のコツは、“正論”をぶつけるより、“仲間”としてのスタンスを取ること。

夫婦はチームであることを忘れずに、次のポイントを見ていきましょう。

③ 正論よりも「一緒にやろう」の姿勢で

たとえ正しいことでも、上から目線や強い言い方では相手は素直に聞けません。

悪い例:
「絶対やった方がいい!今すぐ始めるべき!」

良い例:
「一緒に調べてみない?私もわからないから、教えてほしいな」

“対立する立場”ではなく、“同じ側に立つ姿勢”が大切です。

では、これらのコツを実践しても、まだうまくいかないときはどうすればいいのでしょうか?

次は、よくある3つのケースとその対応方法をご紹介します。

よくあるQ&A|夫婦でお金の話がうまくいかない時は?

ここでは、実際によく寄せられる3つの質問と、それぞれに対する具体的なアドバイスをご紹介します。

「わかっていても難しい…」と感じる方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。

Q1:パートナーがまったく興味を持ちません…

→ 無理に説得するよりも、“一緒に体験する”方がずっと効果的です。

たとえば…

セミナーに一緒に参加する

家計アプリをダウンロードしてみる

通勤中にVoicyを一緒に聞いてみる

日常の中で、自然に「お金の話」が出るような環境をつくっていきましょう。

Q2:実は内緒で投資しています。バレたらまずい?

→ はい、これは信頼関係にヒビが入るリスクが高いです。

おすすめは、いきなり事実を伝えるのではなく、「老後どうする?」という未来の話から入ること。

「実は、こんなことを考えていてね」と少しずつ共有していけば、お互いに安心して向き合うことができます。

Q3:金銭感覚が合いません…

→ 育った環境が違えば、金銭感覚が違うのは当たり前のこと。

だからこそ、「違いを埋めること」よりも、「共通の未来ゴール」を持つことが大切です。

子どもが高校に上がる前に旅行に行こう

10年後に仕事をゆるやかにするために月○万円貯めよう

“未来”という共通の目的があれば、自然と会話の方向性も一致していきます。

では最後に、今日からすぐに始められるアクションを3つご紹介します。

今日からできる!夫婦で始める“お金の会話”アクション

ここまで読んで「やってみようかな」と思えた方に、ぜひ実践していただきたいアクションを3つご提案します。

どれも小さな一歩ですが、確実に夫婦の会話を変えるきっかけになります。

① 家計アプリを夫婦で一緒に入れてみる
→ まずは「見るだけ」でもOK。共有することで意識が変わります。

② 音声やセミナーを一緒に聞いてみる
→ 内容よりも、「どう思った?」と感想を話し合う時間が大切。

③ 月末に“お金のお茶会”をしてみる
→ お茶を飲みながら、軽くふり返る時間を持ってみましょう。

この3つのうち、どれかひとつでも始めてみれば、夫婦のお金の会話は少しずつ前に進みます。

まとめ|お金の話は「未来を描く会話」です

夫婦でお金の話をするというのは、単なる数字の話ではありません。

それは、未来をどう生きたいか、一緒にどう生きていきたいかを話す、かけがえのない時間です。

完璧な知識も、うまい伝え方も必要ありません。

まずは、「話してみよう」とする姿勢。それがすべての始まりです。

✅ ご夫婦で聞ける音声はこちら
👉 https://voicy.jp/channel/2110

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👉 https://fulfull.jp/lp/

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