今回は、「ハッとした言葉」について書いてみようと思います。
内容は、車の運転と交通事故についてです。
運転免許を持っている方
お仕事で運転する
子供の送り迎えのために車を運転をする
ハンドルを握る可能性がある方
こんな方に読んでいただきたいコラムです。
Voicy 配信中
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例えば僕は、たまに妻に「どう?今日車の運転してみる?」って聞いたりするんです。
何でかというと、普段は僕自身が運転をしていて、妻は基本的に助手席、もしくは後ろの席に子供と座るとか、そういったパターンが多いんですけども、妻は年々、車の運転がちょっと怖くなってきてると言います。
僕は妻に、車の運転に慣れても慣れてもらい、長く、少し歳をとったときにも、車の運転ができて欲しいと思うから言っているわけです。
やっぱり、車は夫婦両方が運転できた方がいいですからね。
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しかし、この一言に
「考えて話ししてなかったかもしれないな…この一言がきっかけで、例えば交通事故にあってしまうとか、そういうリスクを考えてたんだけど考えてなかったのかな、足りなかったかな」
と思って。
ただ、まだどっちがいいのかなと答えを決められずにいます。
なぜ今この話をしてるかというと、先日、YouTubeの街録(がいろく)チャンネルを見たからです。
街録チャンネルは、いろんな芸能人が出てたりとか、人の人生を取材をする、30分から1時間ぐらいの放送です。エピソードを聞くと、人間模様が見えて結構面白い番組です。
参考:街録チャンネル
その中で、池袋で奥さんとお子さんが、女の子が亡くなったっていう交通事故があって。その池袋の事故の残ったお父さんが、なんと僕と同じ36歳だったんです。
何気なくYouTubeが流れてきたときに、見ようと思って。
僕は、こういう悲しい事故の情報は、普段から意識して見ないようにしてたんです。やっぱりその感情が入ってしまったりとか、これを見ることで暗くなるっていう、そういうネガティブな要素をよけたいなと思っているからです。
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人って当たり前に生きてる。明日が来て、また明後日が来て、一年二年、そして年をとるまで生きていけるんだろうなって、想像して生きてると思うんですね。
例えばいま2歳3ヶ月のそら君が、おそらくこれから大きくなって、
どんな部活に入るんだろうな?
学校はどこに行くのかな?
私立にするかな、公立にするかな?
いろいろ考えているなかで、当たり前に年を取って、おじいちゃんになって、いい人生過ごすのかなみたいな、そんな希望ですよね。
これって疑わないことでもあると思います。
ただこれが、一瞬にして奪われてしまうのが交通事故です。
ここで、僕が言ってた言葉がグサッと自分自身に刺さったんです。
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死亡事故と一言で言っても、1年間でどれくらい起きてるのか調べたことがなかったので、すぐにWebで検索してみました。
交通事故の死亡事故、結構ありました。
・2022年1月から2022年12月、この1年間で2610名。
・2021年よりは26人減って6年連続で少なくなってる。
月別交通死亡事故について、これは12月が最多で、280人。
一番多い場所は大阪、続いて愛知県、そして東京。
こういった形で、死亡事故が結構起きている事実を知らなかったんです。
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さらにもう一つ。
記事を見ていて何でこんな気持ちになるんだろうな?ちょっと不快になったポイントがあって。
国家公安委員会、委員長のコメントっていう部分ですよね。
「死亡事故、そして死者数は、年々減ってます。6年連続で最少更新してます。これは政府をはじめ関係機関団体、国民一人一人が交通事故の防止に向けて積極的に取り組んだ結果だと考えております。」
こういうコメントは必要なのかもしれないですね。
しょうがないとも思います。やっぱり数字でしか表せない部分とか、結果っていう部分を求めないといけないっていう部分は、しょうがない。
でも減ってきたから、減少してきたから、すごいでしょ、褒めてって言ってるような違和感を感じたんですよね。
ただ、なんか悲しくなっちゃって。
「尊い命が交通事故で失われてる」っていうところは変わらないんですよね。
子供だったりお年寄りだったり、ここに対して、まだまだ飲酒運転がなくならないとか、アクセルブレーキの踏み間違いとか、あとを立たないわけですよ。
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飲酒運転なんてもってのほかですよね。
エンジンかけるにはアルコールチェッカーやって「アルコールがゼロ、検知されません」っていうことでエンジンかかるとか、そこまでやってしまえばいいのに。
「助手席に乗ってる人が飲んでなかったら大丈夫じゃない?」
とか言われるかもしれないですけど、そのパターンだと多分事故しないんじゃないかなって。
一人で「いいじゃん、いけるだろう」というその判断で行ったとき、結果事故を起こす。
周りに人が乗っていたら、飲酒運転で多分ハンドル握らないんじゃないかな、
そして周りも止めるんじゃないかな。
そもそも運転させないっていうことがやっぱり大事ですよね。
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飲食店側に協力を仰ぐ、こういうことじゃないですよね。飲食店でアルコールを提供してしまったそのお店への罰則...
これは違うと思うんです。
やっぱり運転する構造から、仕組みから変えていかないと、無くならないのかなと。
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いろいろありますけども。運転する可能性がある人は、必ず自分ごとにして、この話を聞いていただきたい。
そして「自分の子供が乗ってる」って常に考えながら。
「外を歩いてるのは自分の子供」
「反対車線の車に乗ってるのは自分の子供」
これぐらい思わないと。
「子供がいつ飛び出してきたら」っていうぐらいの速度で運転しないと、本当に危ないよって。
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僕は若いときから、23歳から30歳まで、トラック運転手もしていました。
一時停止は絶対止まる
高速も100kmしっかり守る
そういった経験から運転に対して、意識がすごく高いと思うんですね。
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逆に一時停止せずに行ってしまうドライバーって本当に多いです。
「ちょっとだからいいだろう」
交差点、住宅地、飛ばしていくドライバーもいますよね。
本当に気をつけましょう。
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今回の記事は、感情たっぷりになってしまってますけど。
もう、命は戻ってこないんで。
そして自分も殺人犯になっちゃうんですよね。
「間違ったでは済まされないこと」って世の中あるのかなと思います。
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今できることは、
「当たり前に1日を終えられて次の日を迎えられる」
「奥さんと子供の顔が見れる」
という、当たり前のことに感謝をする。
結果、喧嘩とか争いとか戦争もそう、世の中からなくなるんじゃないかな。
話が大きくなってしまいましたけれども。まず自分が家からからできること、何か一つでも残ればいいなという意味で、今日はお話させていただきました。
本当に大事なことだと思います。
当たり前に行ってらっしゃい!
当たり前に家に帰ってこよう。
そのためには、
「いま自分は命を握っている」
「命のハンドルを操作している」
と、これぐらいの覚悟で運転してほしいなと思います。
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いまお話してきたことから、僕自身が妻に対して声をかけるとき、もうちょっと意識しようって思いました。
その個人を尊重しながら、うまく折り合いをつけながらいきたいと思います。
皆さん今日も、運転する方、そして旦那さん、パートナーが運転する可能性がある方には一言、
「気をつけてね」
「運転する前には子どもの顔を思い浮かべてね」
とか、そういう一言で送り出してあげてくださいね!
では。
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