そろそろ夏のボーナス時期が近づいてきました。
何かを購入しようかな?
どこか旅行しようかな?
手堅く貯金しようかな?
人それぞれ、様々な思いがあると思います。
2022年夏のボーナスの使用用途について、こんな記事を見かけました。
引き続き「貯金」がトップにあるものの、旅行や外食といった消費活動を予定しているかたも多いようですね。
「コロナ明け」の雰囲気から、消費が一気に伸びそうな気配です。
でも、その買い物、本当に必要でしょうか?
本記事では、「消費」と「浪費」について解説します。
「消費」と「浪費」の区別
あなたのボーナスの使い道が「消費」なのか「浪費」にあたるのか考えたことはありますか?
似ているようで全く異なるこの二つ。
「消費」と「浪費」の達人になれば、あなたのお金に関する悩みは自然と少なくなるはずです。
「消費」とは?
私たちの暮らしにおいて「消費」をしない日は一日もありません。
日々暮らして行くために必要な衣食住に関わるお金の支出です。
主たる内訳はこんなかんじです。
・食費
・光熱水道費
・住居費
・家具
・家事用品費
・被服費
・保険
・医療費
・交通
・通信費
・教育費
・娯楽費
これらは「家計消費」と呼ばれますが、あなたは毎月どれだけの金額を「消費」しているのかを把握していますか?
以前はレシートを取っておき、家計簿をつける紙ベースでの管理で良かったのですが、最近はネットショッピングの利用が増えたことで、何にどのくらい使ったのかが、分かりにくくなっている傾向があります。PayPay、交通系決済、クレジットカード決済など普及による弊害とも言えます。
ぜひ一度「消費」の金額を書き出し整理してみることをおすすめします。
大切なのは、自分の「消費」に詳しくなることです。
もし今、家計が苦しいのであれば収入に対して、この消費内訳のどれかが原因なのかもしれません。
「浪費」とは?
「浪費」とは、何かを楽しみたいという「気持ち」で使ってしまうお金のことです。
物欲に負けて、衝動的に買い物をしたり、後先考えずに遊んでしまう欲まみれのお金使い方のことです。
耳が痛い方が多いのではないでしょうか。
ただ「浪費」が全てが全て悪いこととはいえません。
大切なのは、多かれ少なかれ私たちは、日々「浪費」している事実を知ることです。
・欲しいものを買う
・おいしいものを食べる
・ストレス発散のために遊ぶ
これらは生きていくためにモチベーションを上げるひとつの方法です。
例えるなら、「浪費」は、たまに味わうレアなワインのようなもの。
毎日毎日、高級でレアなワインを味わうのは、あきらかに無駄です。
「モチベーション高めるため」は言い訳。健康にも悪いはずです。
お金が友だちと考えた場合、そんな使い方をされたとしたら、お金はどう感じるのでしょう?
たまにはいいけれど、毎日「浪費」されたら悲しい気持ちになりますよね。
そして何より「浪費」をしていることに気がつかない。
それが一番良くないことです。
上手な「浪費」の考え方
では、自分の収入に対して「消費」と「浪費」がどのくらいの割合だと良いのでしょうか?
私のオススメは「消費」と「浪費」を合わせて、収入の2/3に収めるのが理想です。
夏のボーナスが24万円だった場合、消費と浪費で16万円を上限に考えるといいでしょう。
何があろうと、8万円が残るようにバランスを取る!
ここを意識していると、いないとでは、後々の資産に大きな差が生じます。
残り1/3の使い方|結論:投資に回しましょう!
さて残る疑問は、「ボーナスの1/3 はどうしたら良いのでしょうか」です。
PRTIMESの記事からもわかるように、多くの人は「貯金」すると考えているようです。
もちろん貯金も大切です。
しかし、あなたが将来のためにと考えているのであれば、そのお金は「投資」に回していきましょう。
お金をそっと寝かせておくのではなく、お金自身にも働いてもらおうという考え方です。
「投資」について学習する
「投資」に関心がある方は増えています。ひと昔前のように、「投資=詐欺」と決めつける人も減ってきていると思います。
実際に、積立NISAやiDeCoなど、国が推奨している投資も広まっています。
ただ、国が推奨しているから安心というわけではありません。実際に、高い手数料を取られていて、よくよく計算してみると資産が増えないものを「投資」と言っている場合もあります。
まずは、投資がどんなもものかから触れていきましょう。
私のVoicyではFX投資を中心に、広くお金に関わる考え方を発信しています。
Voicy 仲間からは「お金の人」と呼ばれています。
どなたでもすぐ取り組める、そして増える投資の選択を一緒に学習しましょう!