「最近、スーパーに行くたびに食品の値段が上がっていてモヤモヤする」
そんな風に感じたことはないでしょうか。
同じ金額を出しているのに、買い物かごに入る量が以前より明らかに減っている。
日々の生活の中で、このような違和感を抱く場面が増えてきました。
通帳の残高が変わっていなくても、買えるものの量が減っているなら、それはお金の価値が目減りしているということです。
僕自身も日々のお買い物や事業を運営する中で、モノやサービスの値段が以前とは変わってきていると実感しています。
✓ インフレ時代の資産の捉え方
- ●通帳の数字が変わらなくても買えるモノの量が減っている
- ●現金だけで持ち続けることは実質的にお金を減らすリスクになる
この記事の内容
「銀行にお金を預けておけば安全」という時代が終わった理由
昔は、銀行の定期預金にお金を預けておくだけで、年利数パーセントの利息がつく時代がありました。
親世代から「無駄遣いをしないで銀行に預けておきなさい」と言われて育った人も多いはずです。
当時は銀行にお金を置いておくことが、着実にお金を増やす手段として機能していました。
金利と物価上昇率の逆転現象
超低金利の時代が長く続いています。
銀行に100万円を1年間預けても、増える利息はわずか数十円や数百円程度です。
その一方で、世の中のモノやサービスの値段は年数パーセントの勢いで上昇しています。
利息として増えるスピードよりも、物価が上がるスピードのほうが圧倒的に速い。
これが現在の日本で起きている現実です。
世の中のサービス価格の変化
たとえば、テーマパークのチケット代や日常的なサービスの利用料金も大きく見直されています。
テーマパークの価格戦略についても東京ディズニーがお客を選ぶ時代へ!
タイパ重視へ舵を切るという記事で書きましたが、時代とともにサービスの価値と価格のバランスは常に変化しています。
物価が上がり続けている環境下では、金利が物価上昇率を下回っている銀行預金だけに頼る姿勢は、実質的にお金を減らし続けていることと同じなんです。
インフレによって実質的に減っていく資産の現実
インフレとは、モノやサービスの値段が上がり、相対的にお金の価値が下がる現象のことです。
銀行の通帳を開いたとき、そこに印字されている「100万円」という数字自体は勝手に減りません。
だからこそ、多くの人が「自分のお金は減っていない」と錯覚してしまいます。
100万円で買えるものが減る恐怖
ですが、これまで100万円で買えていた車や家電が、物価の上昇によって110万円出さないと買えなくなったらどうでしょうか。
通帳の数字が100万円のままであっても、買えるものの量が減っている以上、その100万円の実質的な価値は下がっています。
数字が変わらないからこそ、損をしている感覚に気づきにくい。
ここがインフレの最も警戒すべきポイントです。
現状維持を選択することのリスク
「減っていないからこれでいいや」と放置しておくことが、実は一番のリスクになり得ます。
僕もこれまで圧倒的な行動量を重ねてお金や事業と向き合ってきましたが、変化を起こさずに現状にとどまろうとすることが、逆に衰退を招く場面を何度も見てきました。
お金を増やす根本的な考え方についてはお金を増やす簡単な方法|ふるふるフランチャイズをはじめます!でも触れていますが、まずは世の中の構造を正しく理解することが大切なんです。
現金のまま資産を持ち続けることのリスクを知る。
その上で、どのような形で資産を保有すべきかを真剣に考える時期が来ています。
インフレに強い資産と弱い資産の違いとは
世の中にあるすべての資産が、インフレに対して無力なわけではありません。
資産には大きく分けて「インフレに弱い資産」と「インフレに強い資産」が存在します。
インフレに弱い資産
現金や普通預金など。
額面(数字)が固定されており、物価上昇時に価値が目減りしやすい。
インフレに強い資産
株式や不動産など。
物価の上昇に伴い、価値や生み出すリターンが上がりやすい。
インフレに弱い資産の共通点
インフレに弱い資産の代表格は、現金や日本円の銀行預金です。
額面(数字)があらかじめ固定されている資産は、物価が上がったときにその価値を維持することができません。
自宅の金庫に保管しているタンス預金などもまったく同じ性質を持ちます。
- 銀行の普通預金・定期預金
- 現金(紙幣・硬貨・タンス預金)
- 固定金利の債券
インフレに強い資産の特徴
一方で、インフレに強い資産とは、物価の上昇に伴ってそのものの価値や生み出すリターンが上昇しやすい資産です。
代表的なものとして、株式や投資信託、不動産などが挙げられます。
企業の製品やサービスの価格が上がると、その企業の売上や利益が増加します。
利益が増えれば株価の上昇や配当金の増加に繋がりやすく、結果として物価の上昇に対抗できるわけです。
- 株式・株式投資信託
- 不動産(家賃収入や物件価値が物価に連動しやすい)
- コモディティ(金や原油などの実物資産)
自分の生活圏内から考える資産選び
いきなり難しそうな銘柄を選ぶ必要はありません。
普段自分が利用している身近な商品やサービスから着想を得るのも優れた方法です。
具体的な考え方は株の銘柄選び・最初の一歩|“身近さ”から無理なく続ける投資の始め方という記事でも解説しています。
どのような経済状況になっても「何とかなる、何とかする」という前向きな姿勢で正しい知識を学び続けること。
それこそが、自分自身を守る最大の手段になると思っています。
僕自身もこれまでにたくさんの行動を重ねて知識を身につけてきました。
「何とかなる、何とかする」の精神で一歩ずつ学んでいけば、この手順なら必ずインフレに強い仕組みを作ることができますよ。
初心者が無理なく始められるインフレ対策の具体的ステップ
インフレ対策として資産運用を始める際、いきなり手元のお金をすべて投資に回すのは危険です。
正しい手順を踏んで、段階的に資産のバランスを整えていく必要があります。

ステップ1:固定費の見直しから始める
最初に行うべきは、毎月自動的に出ていくお金の整理です。
通信費やサブスクリプション、住居費などの固定費を見直すことで、毎月自由に使えるお金を増やします。
固定費を一度削ることができれば、その節約効果は来月以降もずっと継続します。
無理な節約をしてストレスを溜めるよりも、支出の構造そのものを変えるほうがはるかに効果的です。
ステップ2:非課税制度を活用する
次に、国が用意している税制優遇制度を活用します。
運用で得た利益にかかる約20%の税金が非課税になる制度を使わない手はありません。
制度の選択に悩んだ場合はiDeCoと新NISAはどっちを優先?
3つの判断基準という記事で詳しくまとめています。
自身の年齢やライフスタイル、資金を使うタイミングに合わせて優先順位を決めるのが適しています。
ステップ3:少額の積み立てで時間を味方につける
運用の土台が整ったら、無理のない金額から積み立てを開始します。
毎月決まった金額を定期的に購入し続けることで、価格が高いときには少なく、価格が安いときには多く買い付けることができます。
この手法により、購入単価が平準化され、長期的に見てリスクを抑えた運用が可能になるんです。
我が家の資産を守るために今すぐプロに相談してみよう
ここまで資産を守り育てるための基本的な考え方を解説してきました。
しかし、実際の家計状況や必要な将来資金は、ご家庭ごとに千差万別です。
ご家庭ごとに異なる最適なバランス
お子さんの教育費がこれから本格的にかかるご家庭もあれば、老後の資金づくりに集中したいご家庭もあります。
万人に当てはまる唯一の正解というものは存在しません。
だからこそ、生活に必要な現金をどれくらい手元に残し、いくらを運用に回すかという独自の設計図が必要になります。
第三者の視点を入れる価値
自分たちだけで悩んで足踏みをしてしまうくらいなら、一度お金のプロに相談してみるのが近道です。
客観的なデータに基づいて現状を把握することで、自分たちでは気づけなかった家計の強みや改善点が見えてきます。
僕自身も世の中にお金の知識を広めたいという思いから日本一のお金の学校をつくります!という発信を続けていますが、専門家と一緒に現状を整理することは、将来の大きな安心感に繋がります。
現在の資産状況を可視化し、適切な配分を構築することで、インフレに強い家計へと生まれ変わらせることができます。
自分一人で悩んで立ち止まってしまうなら、プロの知恵を借りるのが一番の近道です。
一度クリアな視点で我が家の現状を見つめ直せば、モヤモヤしていた不安はスッキリ解消できますよ。
✓ インフレ対策のまとめ
- ●現金だけの保有は価値の目減りリスクがある
- ●固定費の見直しと非課税制度の活用が第一歩
- ●自分たちだけで抱え込まずプロの視点を借りる
まとめ
インフレが進むこれからの時代、現金だけで資産を持ち続けることには静かなリスクが伴います。
預金通帳の数字を守ることだけに囚われず、インフレに強い資産へと少しずつシフトしていく考え方が重要です。
まずは毎月出ていく固定費の整理から手をつけ、新NISAやiDeCoなどの制度を利用して無理のない少額投資から始めてみてください。
特別な才能がなくても、正しい手順を一つずつ踏んでいけば、誰でも資産を守る仕組みを作ることができます。
お金の仕組みや資産運用の基本について、まずは全体像を把握したい方向けに、無料の「お金の勉強会」を開催しています。
自分一人で抱え込まずに、まずは基本の知識を体系的に学ぶところから始めてみませんか。
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今日からできる小さな行動を積み重ねて、物価の上昇に揺るがない安心できる将来を一緒に作っていきましょう。
ここまで読んでくださった方へ
お金の1問1答
読み終わったあとに、「うちの場合はどうなんだろう」が残ることがあると思います。
その1つを、そのまま送ってください。
僕が読んで、返事を書きます。
通話も日程調整もありません。
名乗らなくてかまいません。
数日のうちに、僕が自分で返事を書きます。