見えないリスクと、その正体
「元本割れしません」
「必ず戻ります」
「リスクはありません」
こうした言葉を聞くと、なんだかホッとしますよね。
特に将来のお金に不安があるときほど、「元本保障」という言葉は、とても心強く感じます。
でも、ここで一度だけ立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
元本が守られていれば、本当に安心なのでしょうか?

金融の世界でいう「元本保障」とは、
あくまで「数字としてのお金が減らない」という約束です。
ところが、お金の価値は数字だけでは決まりません。
物価が上がれば、同じ100万円で買えるものは減っていきます。
制度が変われば、保障の前提そのものが揺らぐこともあります。
そして、増えないこと自体が、将来の選択肢を奪ってしまうこともあるのです。
僕がよくお伝えする言葉があります。
元本が守られても、人生が守られるとは限らない
少し強い言い方ですが、ここにはとても大切な意味が込められています。
元本保障には、目に見えにくいリスクが3つあります。
・インフレによる実質的な価値の目減り
・誰がその保障をしているのかという信用の問題
・増えないことで失われる将来の機会
これらは、パンフレットや商品説明では、あまり強調されません。
でも資産形成を考える上では、避けて通れない視点です。
一方で、元本保障が役に立つ場面も確かにあります。
生活防衛資金や、数年以内に使うお金、
そして「不安を減らすためのお金」。
問題は、すべてを元本保障にしてしまうことです。
預金、保険、投資。
それぞれには役割があります。
大切なのは、安心と成長のバランスをどう取るかです。
この続きでは、
なぜ元本保障が「安全そうに見えて実は危うい場面があるのか」
そして、どう使い分けるべきなのかを、
より具体的に解説しています。
👉続きはこちら(note全文)
「安全そうに見えるものほど、一歩引いて構造を見る」
この視点を持つだけで、
お金との付き合い方は大きく変わっていきます。