Fulfullコラム

複利は「お金が働く仕組み」

2025.12.16


最初の数年は目に見えるほどの大きな変化が現れにくいため、途中でやめてしまう人も少なくありません。

最初は目に見える変化が少なくて焦るかもしれませんが、後半になればなるほど、過去の時間が一気に大きな成果となって返ってくるんです。

直線の伸びではなく、後半にグッと上に跳ね上がる曲線を描くのが複利の特徴と言えます。

新NISAやiDeCoといった制度を活用して長期で投資信託を購入していく際も、この時間の経過こそが最大の推進力になります。

価格の波に一喜一憂せず、ただ市場の中に長く身を置き続けることが大切です。

積み立て投資で差がつく本当の理由

まとまったお金が手元になくても、毎月の積み立てで複利の恩恵を十分に受けることができます。

ここで、毎月2万円を年利5%で積み立て運用した場合の具体的なシミュレーションを見てみましょう。

スタートする年齢によって、60歳になった時点での資産額には大きな開きが出ます。

  • 20歳から開始(40年間運用)
    自分で積み立てた金額:960万円
    60歳時点の資産額:約3,050万円
  • 30歳から開始(30年間運用)
    自分で積み立てた金額:720万円
    60歳時点の資産額:約1,660万円
  • 40歳から開始(20年間運用)
    自分で積み立てた金額:480万円
    60歳時点の資産額:約822万円

20歳から始めた場合と40歳から始めた場合を比較してみてください。

自分でお金を出した額(元本)は、960万円と480万円ですので「2倍」の違いです。

60歳時点の最終的な金額は、3,050万円と822万円で「約3.7倍」もの差になっています。

投資の成果を決めるのは、特別なセンスや相場の予測力ではなく、純粋に「市場に投資していた時間の長さ」なんです。

早く始めた人ほど、少額の積み立てであっても大きな資産を作れる可能性が高まります。

「自分には投資に回せるほどのお金がないから」とあきらめる必要はありません。

金額の多寡よりも、どれだけ早くスタートを切れたかという時間軸のほうが遥かに重要になります。

70代の女性から教わった「時間を味方にする」意味

僕がお金のお悩みを聞く仕事をしている中で、印象に残っている出来事があります。

当時70代だった女性の相談者様から、こんな言葉をかけられたことがありました。

「もっと若い頃にこの仕組みを知っておきたかったわ」

その方は長年、毎月のお金をすべて口座に置いたままにしており、増える仕組みを使ったことがなかったそうです。

僕はお話を聞きながら、毎月出ていく固定費を見直し、無理のない範囲で月々数千円から新NISAを使った積立投資を提案しました。

「70歳から始めても意味があるかしら」と最初は不安そうにされていました。

数年が経ち、その方からお電話をいただいたときの弾んだ声を僕は今でも覚えています。

「少額でもお金が育っていく感覚が分かって、孫にお小遣いを渡す余裕ができました。」

知識がないからと諦める必要は一切なくて、仕組みさえ知れば誰でも今日から始められるんです。

何歳であったとしても、気づいた「今日」が自分にとって一番若い日になります。

「もう遅いかもしれない」と思う必要はまったくありません。

「何とかなる、何とかする」の精神で、できるところから一歩を踏み出せば大丈夫です。

今日からできる再現性の高い3つのステップ

複利の力を活用して資産を作っていくために、今日からできる具体的なステップを整理しました。

僕にできたからあなたにもできる、というような根拠のない話ではありません。

以下の手順通りに進めれば、誰でも再現性高くスタートが切れます。

ステップ1:毎月出ていく固定費を見直す

まずは家計から無駄に流出しているお金を止めましょう。

使っていないサブスクリプションの解約や、携帯電話の料金プランの見直しを行います。

毎月出ていく固定費を5,000円削ることができれば、それがそのまま投資の原資になります。

ステップ2:新NISAの口座を開設する

運用の利益に税金がかからない新NISA制度を活用します。

ネット証券などを利用すれば、スマホひとつで数分程度の手続きで申し込みが完了します。

無理をして大きな金額を設定するのではなく、月5,000円などの少額から始めるのが長続きのコツです。

ステップ3:全世界や全米に分散された投資信託を選ぶ

1つの会社に集中してお金を投じるのはリスクが高くなります。

世界中の企業に広く分散して投資ができる投資信託を積立設定しておけば、個別企業の業績に振り回される心配が少なくなります。

一度設定さえしてしまえば、あとは毎月自動でお金が積み立てられていく環境が整うんです。

毎日チャートをチェックしたり、難しい経済ニュースを追いかけたりする必要もありません。

資産形成は、始めるまでの準備で8割が決まります。

仕組みを作ってしまえば、あとは時間がゆっくりとお金を育ててくれます。

最初は小さな一歩かもしれませんが、数年後、数十年後のあなたにとって、その一歩は間違いなく大きな価値を持つようになります。

焦らず、あなたのペースで「時間を味方につける暮らし」を始めていきましょう。

僕も陰ながら、あなたの前進を心から応援しています。

資産形成の話になると、「投資って難しそう」と感じる方は少なくありません。

お金が増えていく仕組みは、本来とてもシンプルです。

その中心にあるのが「複利」という考え方です。

僕もこれまで多くの方のお金の相談に乗ってきましたが、この仕組みを正しく知った瞬間、気持ちがすっと楽になる方をたくさん見てきました。

特別な才能や難しい知識がなくても、お金に働いてもらう土台は誰にでも作れます。

複利はお金が自分のかわりに働いてくれる仕組み

複利とは、運用で得た利息を元本に加えて、その合計額に対してさらに利息がついていく仕組みのことです。

利息が利息を生むため、時間を重ねるほどに資産の増え方が大きくなっていきます。

一方で、最初に預けた元本だけに利息がつき続ける仕組みを「単利」と呼びます。

たとえば、100万円を年利5%で運用する場合を考えてみましょう。

単利の場合、毎年もらえる利息は5万円で一定です。

1年後は105万円。

10年後は150万円。

30年経っても250万円にとどまります。

これに対して、複利で運用した場合はまったく違う増え方を辿ります。

1年目は105万円ですが、2年目はその105万円に対して5%の利息がつくため、110万2,500円になります。

10年後には約163万円。

30年後には約432万円にまで膨らむ計算です。

単利の250万円と比べると、同じ100万円からスタートしたとは思えないほどの差が生まれますよね。

増えた分を途中で使わずにそのまま運用に回し続けることで、お金が自分のかわりに24時間休みなく働いてくれる状態が作れるんです。

これが、資産形成において複利が大きな味方になってくれる理由です。

なぜ時間をつかうと増え方が変わるのか

複利の効果は、坂道を転がる小さな雪だるまによく例えられます。

最初は手で固めた手のひらサイズの雪玉に過ぎません。

転がし始めた直後は、表面に少し雪がつくだけで大きな変化を感じにくいものです。

途中で「本当に大きくなるのかな?」と不安になることもあるでしょう。

転がり続けて玉が大きくなっていくと、一周転がるごとに付着する雪の量が爆発的に増えていきます。

坂の下に着く頃には、自分の力では動かせないほどの大きな雪だるまに育っています。

資産運用もまったく同じプロセスを辿ります。

最初の数年は目に見えるほどの大きな変化が現れにくいため、途中でやめてしまう人も少なくありません。

最初は目に見える変化が少なくて焦るかもしれませんが、後半になればなるほど、過去の時間が一気に大きな成果となって返ってくるんです。

直線の伸びではなく、後半にグッと上に跳ね上がる曲線を描くのが複利の特徴と言えます。

新NISAやiDeCoといった制度を活用して長期で投資信託を購入していく際も、この時間の経過こそが最大の推進力になります。

価格の波に一喜一憂せず、ただ市場の中に長く身を置き続けることが大切です。

積み立て投資で差がつく本当の理由

まとまったお金が手元になくても、毎月の積み立てで複利の恩恵を十分に受けることができます。

ここで、毎月2万円を年利5%で積み立て運用した場合の具体的なシミュレーションを見てみましょう。

スタートする年齢によって、60歳になった時点での資産額には大きな開きが出ます。

  • 20歳から開始(40年間運用)
    自分で積み立てた金額:960万円
    60歳時点の資産額:約3,050万円
  • 30歳から開始(30年間運用)
    自分で積み立てた金額:720万円
    60歳時点の資産額:約1,660万円
  • 40歳から開始(20年間運用)
    自分で積み立てた金額:480万円
    60歳時点の資産額:約822万円

20歳から始めた場合と40歳から始めた場合を比較してみてください。

自分でお金を出した額(元本)は、960万円と480万円ですので「2倍」の違いです。

60歳時点の最終的な金額は、3,050万円と822万円で「約3.7倍」もの差になっています。

投資の成果を決めるのは、特別なセンスや相場の予測力ではなく、純粋に「市場に投資していた時間の長さ」なんです。

早く始めた人ほど、少額の積み立てであっても大きな資産を作れる可能性が高まります。

「自分には投資に回せるほどのお金がないから」とあきらめる必要はありません。

金額の多寡よりも、どれだけ早くスタートを切れたかという時間軸のほうが遥かに重要になります。

70代の女性から教わった「時間を味方にする」意味

僕がお金のお悩みを聞く仕事をしている中で、印象に残っている出来事があります。

当時70代だった女性の相談者様から、こんな言葉をかけられたことがありました。

「もっと若い頃にこの仕組みを知っておきたかったわ」

その方は長年、毎月のお金をすべて口座に置いたままにしており、増える仕組みを使ったことがなかったそうです。

僕はお話を聞きながら、毎月出ていく固定費を見直し、無理のない範囲で月々数千円から新NISAを使った積立投資を提案しました。

「70歳から始めても意味があるかしら」と最初は不安そうにされていました。

数年が経ち、その方からお電話をいただいたときの弾んだ声を僕は今でも覚えています。

「少額でもお金が育っていく感覚が分かって、孫にお小遣いを渡す余裕ができました。」

知識がないからと諦める必要は一切なくて、仕組みさえ知れば誰でも今日から始められるんです。

何歳であったとしても、気づいた「今日」が自分にとって一番若い日になります。

「もう遅いかもしれない」と思う必要はまったくありません。

「何とかなる、何とかする」の精神で、できるところから一歩を踏み出せば大丈夫です。

今日からできる再現性の高い3つのステップ

複利の力を活用して資産を作っていくために、今日からできる具体的なステップを整理しました。

僕にできたからあなたにもできる、というような根拠のない話ではありません。

以下の手順通りに進めれば、誰でも再現性高くスタートが切れます。

ステップ1:毎月出ていく固定費を見直す

まずは家計から無駄に流出しているお金を止めましょう。

使っていないサブスクリプションの解約や、携帯電話の料金プランの見直しを行います。

毎月出ていく固定費を5,000円削ることができれば、それがそのまま投資の原資になります。

ステップ2:新NISAの口座を開設する

運用の利益に税金がかからない新NISA制度を活用します。

ネット証券などを利用すれば、スマホひとつで数分程度の手続きで申し込みが完了します。

無理をして大きな金額を設定するのではなく、月5,000円などの少額から始めるのが長続きのコツです。

ステップ3:全世界や全米に分散された投資信託を選ぶ

1つの会社に集中してお金を投じるのはリスクが高くなります。

世界中の企業に広く分散して投資ができる投資信託を積立設定しておけば、個別企業の業績に振り回される心配が少なくなります。

一度設定さえしてしまえば、あとは毎月自動でお金が積み立てられていく環境が整うんです。

毎日チャートをチェックしたり、難しい経済ニュースを追いかけたりする必要もありません。

資産形成は、始めるまでの準備で8割が決まります。

仕組みを作ってしまえば、あとは時間がゆっくりとお金を育ててくれます。

最初は小さな一歩かもしれませんが、数年後、数十年後のあなたにとって、その一歩は間違いなく大きな価値を持つようになります。

焦らず、あなたのペースで「時間を味方につける暮らし」を始めていきましょう。

僕も陰ながら、あなたの前進を心から応援しています。

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