「投資って、始めるときはワクワクするけど、続けるのは思ったより難しい…」
そんな声を、私が運営する投資スクールでもよく耳にします。
最初は
「将来こんな暮らしがしたい」
「お金を増やして家族にいい生活を」
といった夢を描いて始めたはずなのに、いざ相場が動き出すと…
- SNSで他人の成功例を見て焦ってしまう
- 急な値動きに不安になって、パニック売りしてしまう
- 「本当にこれで合ってるの?」と、自信がなくなる
そんな感情の波にのまれて、投資をやめてしまう方も決して少なくありません。
でも、どうか安心してください。
投資を続けていくうえで必要なのは、「才能」や「センス」ではありません。
大切なのは、**正しい“心の整え方”**です。
投資の最大の敵は「自分の感情」だった

相場が下がっているときに「もう売ったほうがいいかな…」と不安になる。
これは誰にでもある、自然な感情です。
けれど、そのたびに行動を変えてしまっていては、資産は育っていきません。
そこでまず大切にしたいのが、「自分は何のために投資をしているのか?」という目的を明確にすることです。
たとえば、
- 子どもの教育費を10年後に準備したい
- 老後の生活費の足しにしたい
- 自分年金として、コツコツ積み立てたい
こうした“目的”がハッキリしていれば、日々の値動きに振り回されることが少なくなります。
ブレない「軸」があるだけで、心がグッと安定するんです。
他人と比べない。自分のペースが最強の戦略
SNSを見ていると、「たった1日で5万円プラス!」というようなキラキラした投稿が目に飛び込んできます。
つい「自分ももっと頑張らなきゃ」と焦ってしまう気持ち、よくわかります。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
その人とあなたでは、
- 投資の目的
- 資金の量
- 生活環境
…すべてが違うはずです。
他人の成功と自分の投資は、比べるものではありません。
投資はマラソンのようなもの。
最初に飛ばしすぎると、後半でバテてしまいます。
大切なのは、自分のペースで「継続」すること。
焦らず、一歩ずつで大丈夫です。
感情に流されないための5つの習慣

投資を安定して続けていくためには、日々の“心の習慣”がとても大切です。
ここでは、僕自身が実践し、スクールの受講生さんにもお伝えしている「5つのコツ」をご紹介します。
✅ 1. 目的を明確にする
「何のために投資をするのか?」をハッキリさせておくことで、相場にブレずに行動できます。
✅ 2. 他人と比較しない
見るのは“他人の成果”ではなく“自分の変化”。
昨日の自分と比べていきましょう。
✅ 3. ルールを作る
たとえば…
- 毎月1万円積立をする
- 暴落しても売らない
- 1日1回だけチャートを見る
など、自分との「約束」を作ることで、感情に振り回されにくくなります。
✅ 4. 記録をつける
なぜその投資をしたのか?その時の気持ちはどうだったか?
日記やメモに残しておくと、未来の自分の助けになります。
✅ 5. 相談できる人を持つ
一人で悩まず、信頼できる誰かに話せるだけで、心がずいぶん軽くなります。
スクールの先生でも、投資仲間でもOKです。
子どもに伝えたい「お金との付き合い方」
子育て中の方から、こんな質問をよくいただきます。
「子どもにどうやってお金の話をすればいいですか?」
僕は、こう答えるようにしています。
👉 “お小遣い”が最高の教材です。
たとえば、
- 月1,000円の中でやりくりをさせる
- 欲しいもののために“我慢して貯める”経験をさせる
- 失敗しても責めない。むしろ“経験”として受け入れる
こうした体験を通じて、子どもたちは次のようなことを自然と学びます。
- 「お金は勝手に湧いてこない」
- 「選んで使うって楽しい」
- 「将来のために貯めることもできる」
親の背中こそ、子どもにとって一番の教材。
ぜひ、日常のなかでお金の話を少しずつ増やしてみてくださいね。
辞めなかった人だけが、未来を変えられる

最後に、ひとつだけ。
投資で成功した人に共通していること。
それは、**「やめなかった人」**であるということです。
途中で不安になったり、損をしたり、思うようにいかないことがあっても、
それでも“続けた人”だけが、自分の未来を変えていきました。
あなたも、今日から始めませんか?
- 月1万円から積み立ててみる
- 投資スクールに参加して、仲間と学び始める
- 専門家に相談して、道筋を確認してみる
未来を変えるカギは、**あなたの“今日の行動”**にあります。