週末、家族でたけのこ掘り体験に行ってきました。
春の自然に触れられるいい機会だと思って参加したのですが…
まさかそこで、
心に深く残る「#聴いて良かった話」に出会うとは思ってもいませんでした。
主催者のお一人、「山根のおじいちゃん」という方。
年齢はたぶん70代後半。声は大きく、目はキラリと光っている。
でもこのおじいちゃん、ただの地域のご年配…ではなかったんです。
Voicyで聴く!
スティーブ・ジョブズは子どもにスマホを持たせなかった

たけのこを掘っている間、山根のおじいちゃんが何度も口にしていたのが…
「スティーブ・ジョブズは、自分の子どもにスマホを持たせなかったんだよ。」
という衝撃的な言葉。
え?
あのiPhoneを生み出したアップルの創業者が?
スマホの魅力も便利さも知り尽くした張本人が、あえてスマホを“与えない選択”をしていた?
掘ったばかりのたけのこを手にしながら、私は一瞬フリーズしました。
自然と“便利”のバランスを教えてくれた
山根のおじいちゃんは、こう続けました。
「今の子どもたちは、便利すぎて“退屈する力”がなくなってる」
「土の感触、風の匂い、汗かく体験…五感を使わなきゃ、感性は育たない」
「不便こそ、人生のスパイスなんだよ」
ただの“おしゃべり好きなおじいちゃん”かと思いきや、
その言葉にグイグイ引き込まれていきます。
衝撃の事実「実は東大卒だった」

でね、帰り際にスタッフの方に聞いたら…
「あの山根のおじいちゃん、昔は東京大学の出身なんですよ〜」
…まじか!!
ジョブズの話に説得力がありすぎる理由が、一気に明らかになりました(笑)
「スマホより楽しかった」という息子の一言
うちの4歳の息子も、最初は「ぬれる〜」「きたなーい」と文句を言っていたのに、途中からは夢中でたけのこ探し。
そして帰りの車で、ぽつりと一言。
「今日、スマホより楽しかった。」
…親として、胸にグッとくる瞬間でした。
動画やゲームじゃ得られない体験が、ちゃんと“記憶に残る教育”になるんだなと実感。
大人こそ「不便に慣れる練習」を

私たち大人も、ついついスマホに頼ってしまいますよね。
・地図アプリがないと不安
・子どもが騒ぎ出すとすぐ動画
・思考よりも検索が先
でも山根のおじいちゃんが言っていました。
「便利に慣れすぎると、感動が鈍るんだよ」
「だから、大人も不便に慣れる練習をした方がいい」
例えば、
・1日スマホを見ない時間を作ってみる
・子どもと一緒に“泥まみれ”になる
・火を使ってごはんを炊く
そんな“ちょっとの不便”の中に、忘れていた感性や感動が残っているのかもしれません。
まとめ|ジョブズの言葉より深く刺さった“名もなき哲学”
「スマホを持たせなかったジョブズ」の話は有名かもしれません。
でもそれを、自分の手で土を掘り、汗をかきながら、リアルな体験として伝えてくれる山根のおじいちゃん。
たけのこ掘りに参加して本当によかった。
そして、“耳で聴いて、心で残る言葉”に出会えた一日でした。