私たちの日常生活で何気なく行っている「消費」。
実は、これは選挙での投票と同じくらい重要な「意思表示」なのをご存知でしょうか?
今回は、私たちの消費行動が持つ力について考えてみたいと思います。
消費者の選択は投票と同じ
選挙では、18歳以上の有権者が「この人なら任せられる」と思う政治家に投票します。
その一票一票が積み重なって、私たちの住む社会の仕組みが形作られていきます。
子育て支援や街づくりなど、様々な政策も有権者の意思によって方向付けられるのです。
実は、私たちの消費行動も、この選挙での投票と非常によく似ているんです。
お金の流れが社会を変える
例えば、飲食店を例に考えてみましょう。
- おいしい料理を提供し、良いサービスを心がけるお店には、自然とお客様が集まり、お金が集まっていきます
- そのお店は集まったお金で、新しい店舗をオープンしたり、設備を改善したり、さらなる成長のための投資ができます
- 逆に、お客様の支持を得られないお店は、残念ながら閉店を余儀なくされることもあります
つまり、私たちが「良い」と思うものにお金を使い、
「良くない」と思うものには使わないという選択を重ねていきます。
そうすることで、市場は淘汰され、社会は少しずつ変化していくのです。
あなたの消費が持つ力
どんなに素晴らしい商品やサービスでも、消費者に選んでもらえなければ存続できません。
つまり、あなたの財布からお金を出すという行為は、れっきとした「投票」なのです。
あなたが毎日行う消費選択は:
- 企業の存続を左右する
- 新しいサービスの誕生を促す
- 日本経済、さらには世界経済を動かす
大きな力を持っているのです。
まとめ
お金は単なる決済の道具ではありません。
それは、あなたの意思を示し、社会を変えていくための重要なツールなのです。
日々の買い物が持つ意味を意識しながら、よりよい社会づくりに参加してみてはいかがでしょうか。
この記事があなたの消費に対する考え方を少しでも変えるきっかけになれば幸いです。
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次回の講義はこちらになります。