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毎日の買い物が変わる!知っているようで知らない『お金の使い方』の新常識|今更聞けないお金の授業 #3

2024.12.05


月額980円の音楽配信サービス。

スマホの中には何も残らないのに、なぜか毎月支払っている。

コンビニで買う100円のパンとは違って、手元には何も残らない。

でも、確かに"何か"を買っているはず…。

実は、私たちが普段お金を使っているものの多くが、このような"形のないもの"なのです。

今回は、形のないものについてお話します。

実は身の回りにあふれている「サービス」

私たちの生活を振り返ってみると、実はお金を払って「形のないもの」を手に入れることが多いのです。

例えば:

スマホの音楽配信:リラックスできる時間や気分転換

映画館でのチケット:感動や楽しみ、友達との思い出

美容院での施術:気分転換や身だしなみを整える満足感

これらはすべて、形は残らないけれど、確かな価値のある「サービス」なのです。

ある大学生の1週間から見る、サービスとの関係

田中さん(仮名)の1週間を追いながら、普段の生活の中でどんなサービスを利用しているか、見てみましょう。

月曜日:大学で講義を受ける(教育サービス)
火曜日:図書館で本を借りる(知識・文化サービス)
水曜日:歯医者で治療(医療サービス)
木曜日:ネットで注文した服が宅配で届く(配送サービス)
金曜日:バレーボール教室で練習(スポーツ指導サービス)
土曜日:友達と映画を見に行く(エンターテインメントサービス)
日曜日:スマホでSNSを楽しむ(通信サービス)

こう見てみると、

「あれ?私も結構サービスを使っているかも…」

と気づいた方もいるのではないでしょうか?

知っておきたい!税金とサービスの関係

「でも、図書館は無料だし、公立学校の授業にもお金払ってないよ?」

そう思った方、実はこれらのサービスも私たちは間接的に対価を支払っているんです。

それが「税金」です。

例えば、1000円の買い物で払う消費税80円。

この80円は以下のようなサービスとして私たちに還元されています:

  • 図書館の本の購入費や職員の給料
  • 公立学校の先生の給料や施設の維持費
  • 救急車や消防車の整備費
  • 道路の補修費
  • 公園の管理費

新しい発見!サービスの価値を考えてみよう

ここで少し立ち止まって、あなたが最近利用したサービスについて考えてみましょう。

例えば、動画配信サービスの月額料金2000円。

これは単に「動画が見られる権利」を買っているのではありません。

  • 好きな時に好きな場所で楽しめる便利さ
  • 新作との出会いによるワクワク感
  • 家族や友達との共有による楽しみ
  • 話題作を見ることで得られる会話のネタ

こういった目に見えない価値も含めて、2000円を支払っているんですね。

まとめ:明日からできること

これからの生活で、ぜひ意識してみてください:

買い物をする時、「形あるモノ」と「形のないサービス」どちらを購入しているのか?

そのサービスから、どんな価値を得ているのか?

公共サービスを利用する時、それが税金で支えられていることを思い出してみる...

お金の使い方を考えるとき、「モノかサービスか」という視点を持つことで、より賢い選択ができるようになるはずです。

あなたがサービスとお金について考えるきっかけになれば幸いです。

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次回は「よりよいサービスを選ぶための3つのポイント」についてお話しする予定です。

お楽しみに!

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