最近、「褒める育児」が広く話題になっていますが、本当にそれが正解なのでしょうか?
もちろん、褒められると子どもは嬉しいですが、褒め方を間違えると、実は子どもの自己肯定感を損ねることがあるんです。
今回は、褒める育児の落とし穴と、自己肯定感をしっかり育てるための方法についてお話しします。
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褒める育児の落とし穴
よく、何をしても「すごいね!」「天才だね!」と褒める育児があります。
でも、これには危険が潜んでいます。
子どもが「褒められること」ばかりを期待するようになり、結果を出さないと自信を失ってしまうことがあるのです。
例えば、友達や先生に注意を受けたり、失敗した時、子どもは「褒められなかった」と感じ、自信をなくしてしまいます。
これでは、自己肯定感を育てるどころか、逆効果になってしまうことも。
自己肯定感とは何か?
自己肯定感とは、「何かができるから価値がある」ではなく、「自分自身がそのままで価値がある」と感じることです。
子どもが自分自身に自信を持ち、困難に直面してもくじけない心を持つためには、
単なる結果を褒めるのではなく、その過程や努力、失敗から学ぶ姿勢を認めることが大切です。
長男の成長エピソード
私の長男の話をします。彼は保育園時代、走るのがあまり得意ではなく、運動会でもいつも後ろの方でした。
しかし、小学校に入ると法政大学の陸上教室に通うようになり、少しずつ走るのが早くなってきました。
最初はマラソン大会で何位かということではなく、「よく頑張ったね」「走るのが前より早くなったね」と努力を褒めていました。
そして彼はついに、マラソン大会で1位、2位を取るようになり、徒競走でも1位を勝ち取るまでに成長しました。
自己肯定感を育てる3つのポイント
自己肯定感を育てるためには、以下の3つのポイントが効果的です。
◆過程を褒める
結果ではなく、努力や取り組みそのものを認めましょう。
「100点だからすごい!」ではなく、「努力したからこんな良い結果が出たんだね」と、過程に焦点を当てることが大事です。
◆失敗を受け入れる
失敗しても、それを受け入れ、そこから何を学べるか一緒に考えることが大切です。
失敗をポジティブに捉えることで、挑戦する力が育ちます。
◆無条件の愛を示す
「何かができるから好き」ではなく、「何もしなくても君は君で大切なんだよ」と伝えることが、
子どもの自己肯定感を高める土台になります。
おわりに
自己肯定感を育てるためには、結果ではなく過程や努力を褒め、失敗を受け入れ、無条件の愛を示すことが大切です。
そして時には、笑いも交えつつ、リラックスして子育てを楽しみましょう。
子どもたちの成長を応援しながら、彼らが自分自身を誇れるような未来を一緒に作っていきましょう。
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ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます!
現在僕のコミュニティでは、毎日、お金に関する相談を受け付けています。
今日の話にもあった通り、「背中で語れるお父さんお母さんになろう」というコンセプトで、
家族のための投資やお金の知識を増やし、
将来に備える人々を応援しています!
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是非一度お話ししましょう!
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