最近のニュースで、観光大手JTBが2024年4月入社の新卒社員の初任給を3万2000円引き上げることが話題になっています。
これは、新卒採用市場における競争力強化と、人手不足が深刻化している観光業界における人材待遇の改善を目指す動きです。
ちなみに僕の初任給は17万円ほどでした。
このニュースから、問題点・改善点・改革の重要性について考察してみました。
引用元:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC112ED0R10C24A1000000/
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給与改革から見る観光業界の未来
★中堅社員との賃金格差の問題
この給与改革は、若手とシニア社員に焦点を当てていますが、中堅社員の給与体系に関する言及が少ないのが気になります。
若手とシニアの間で賃金格差が生じると、中堅社員のモチベーション低下や離職率増加のリスクがあります。
★成果反映の遅れに対する改善提案
新卒3年次の成果が4年次の給与に反映される体系は、成果を早期に評価するための改善が求められます。
社員の努力と成長を即時に認めることが、働くモチベーション向上につながります。
★シニア社員の賃金体系改革の重要性
JTBでは、シニア社員の賃金体系も見直され、賞与の支給が予定されています。
これにより、60歳以上の社員の年収は現行制度より約24%増加する見込みです。
豊富な経験を持つシニア社員の流出を防ぎ、彼らの知識と経験を若手社員に伝えることは、企業にとって計り知れない価値があります。
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このような給与体系の改革は、観光業界全体の活性化に寄与し、他の企業にも良い影響を与える可能性があります。
人材の確保と定着は、ポストコロナ時代の観光業界復興の鍵となるでしょう。
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