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円安時代のメリット・デメリット|家庭への影響や賢い投資戦略を解説します

2023.11.24


今回は、円安時代のメリット・デメリットについてお話しています。

そこから、円安が家庭へ与える具体的な影響について説明し、最後に円安時代の賢い投資戦略を解説しています。

早速みていきましょう!

この放送の要点を確認!

今回のポイント

今回の話題は円安の中で有効な投資方法についてです。

現在、円安の時代が続いており、それによって様々な影響が出ています。

円安のメリットとしては、輸出企業や観光業などが利益を増やすことができる点が挙げられます。

一方で、円安は輸入品の価格を上昇させ、日本人の購買力を低下させるため、輸入に依存している家計には影響があります。

また、日本の食品自給率やエネルギー自給率も低下しており、これらの影響も家計に大きな影響を与えます。

ただし、円安が日本の輸出企業に利益をもたらし、経済が活性化すれば、間接的に家計にもプラスの影響がある可能性もあります。

しかし、現状では円安が家計を圧迫している状況であり、悪いインフレとして捉えられています。

つまり、円安の中で有効な投資方法はあるかもしれませんが、家計を守るためには注意が必要です。

この放送で、円安の中での投資について詳しくお話しましたので、ぜひ聴いてみてください。

円安の時代のメリットとデメリット

円安は、国際経済に大きな影響を与える要因の一つです。

特に、日本のような輸出主導型の経済において、その影響は顕著です。

円安のメリットには、輸出企業の収益向上や経済全体の活性化があります。

一方で、輸入品の価格上昇や家計への圧迫がデメリットとして挙げられます。

主婦と家庭に及ぼす影響

円安は家計に直接的な影響を及ぼします。

❶輸入品の価格上昇

円安は輸入品の価格を上昇させます。

例えば、バナナや小麦などの食料品は、円安によって値上がりし、以前は1袋98円で買えたバナナが158円になるなどの影響が見られます。

日本は多くの食料を輸入に頼っており、食料自給率は38%にまで低下していると言われています。

特に小麦や大豆の自給率はそれぞれ約16%、約6%と非常に低く、家計への影響は大きいです。

❷エネルギー資源の価格高騰

日本はエネルギー資源も主に輸入に依存しています。

日本のエネルギー自給率は約11%に過ぎず、円安が進むと電気代、ガス代、ガソリン代などが大幅に高騰します。

光熱費の高騰は家計に大きな打撃を与え、困窮に繋がる家庭も出てくる可能性があります

❸家計の圧迫

輸入品の価格上昇とエネルギー資源の価格高騰は、結果として家計を圧迫します。

特に、国産品がもともと高価である日本では、物価全体が押し上げられる傾向があります。

賃金が上がらない中での物価上昇は、いわゆる「悪いインフレ」となり、家計のバランスを崩す原因となります。

これらの影響を考慮すると、主婦や家計管理者にとっては、円安による物価の上昇をどのように乗り越えるかが重要な課題となります。

買い物計画の見直しや節約、賢い消費行動などを通じて、家計のバランスを保つための対策が求められます。

円安で有効な投資戦略

円安が進む中で、私たちはどう生活していけばよいのでしょうか。

ここからは、僕も実践しているいくつかのアイデアをご紹介していきます。

①外貨建て資産への投資

円安の時には、米ドルやユーロなどの外貨建て資産への投資が有効です。

外貨預金、外貨建ての債券や株式に投資することで、為替の変動を利益に変えることが可能です。

僕が得意としているFXなども有効的ですね!

②輸出関連企業の株式

円安は輸出企業にとって有利です。

そのため、自動車、電機、精密機器などの輸出関連企業の株式は、円安時には好成績を期待できる可能性があります。

③資源関連株や資源価格への投資

円安は輸入コストを上昇させるため、原油や金などの商品価格が上昇する傾向があります。

これにより、資源関連株やコモディティ市場への投資も有効な戦略となる可能性があります。

※投資はリスクを伴います。

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Financial

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます!

僕の放送では、毎日、お金に関する知識を配信しています。

「背中で語れるお父さんお母さんになろう」というコンセプトで、家族のための投資やお金の知識を増やし、将来に備える人々を応援するラジオ番組です。

日常生活に役立つ内容です。

是非お耳があいていましたら、一緒に学習していきましょう!

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