今日のお話は、お悩み相談です。
ある水泳のインストラクターの方がいて、ここでねちょっと悩んでた事について、僕だったらこうやるよね、みたいなここを順序だてお話をしていきたいと思います。
スイムタオルをたくさん売るのにあなたならどうする?
ある日、僕が通ってるスポーツクラブのプールのプールサイドで、「スイムタオル」を売ってました。
スイムタオルっていうのは、泳いだ後に体を拭き取るすぐ乾くタオルみたいな、絞って徹底すぐパンって体拭ける、水泳選手とかよく使ってるようなものです。
普段は置いてないんですけど、その時はイベントだったんだと思います。
インストラクター:「森川さん、おはようございます」
僕:「はい、おはよう」
インストラクターの方は岩手出身なんで、いろいろコミュニケーションとるわけですね。
泳いだ帰りにジャグジーに入ってたときに、そのインストラクターがこう言いました。
「森川さん…、スイムタオル…、いらないっすか…」
これ、リアルなやり取りです。
そしてこの時に僕はこう思いました。
「この聞き方、なんてもったいないんだろう」って。
僕の考える営業とは?
やっぱり物を買っていただくっていうことは、「いらないですか?」って聞いちゃ駄目ですよね。
例えば、営業だとしたら、
「森川さん、ちょっとこれ買って欲しいんだけど」
まず一つ、ストレートにアピールをするという方法。
もしくは、
「このAとBの商品どっちオシャレだと思いますか?どっちが好きですか?Aの方がいいですか?じゃあ、Aどうですか?どうぞ!」
っていうのが営業だと思うんすよね。
「買う、買わない」じゃなくて、
「AかBかどれにしますか?」→「Aがいいね」→「はいどうぞ」
な、わけですよね。
強みを活かす営業
あと、やっぱりグループでおじいちゃんおばあちゃんが通ってるのが昼間のプールの実情なわけで。
僕もねプールのインストラクターを2年間やっていたのでわかります。
初めてのウォーキングとか
初めてのクロールとか
上級者用クロールとか、バタフライ
…とかってありますよね。
そういったところでレッスンをしてるっていう強みを活かすべきなんです。
生かさないのはもったいないですよね。
そのインストラクターの方は、「全然売れないんですよ」っていってました。
だろうね、それだと売れないよね。
ここで僕が感じたのは、「同じ岩手出身で頑張ってほしい」気持ちと、「自分もやってたよな」という二つでした。
もどかしいみたいな、代わりに売ってあげようかな、ぐらいの感覚があったんですよね。
本質|スポーツクラブ内で営業
なぜお客さんが「僕(インストラクター)から」購入するのか?
その答えは、普段からの信頼関係です。
これこそが、スポーツクラブ内で営業する本質だと思います。
商品について知ることは大切
まず営業っていうのは、自分たちが提供する価値が、商品や性能だけじゃないということを学ばなければいけませんね。
例えば、
「このスイムタオルがおしゃれですよね。」
これがね売りの一つかもしれない。
ハイビスカス柄とか、ハワイアンな感じとか、いろいろあると思います。
でも僕はこう考えます。
「吸収性がいい」という性能とか機能って、正直スポーツクラブという狭い世界の中では、必要ではありません。
なぜお客さんが「僕(インストラクター)たちから」購入するのか?
この理由っていうのは僕(インストラクター)たち自身にあるわけです。
本質|僕(インストラクター)だから買う
今回のケースでは、インストラクターが貴重なお客様にとってなくてはならない存在で、まずその存在感を持っていくことが大事です。
これはどういうことかというと、商品を売るという営業の目的は、商品自体の素晴らしさを伝えるだけでは駄目なんですね。
別にそのスイムタオルって、プールに行っている人からしたら、持ってます。プールに来てるんだから、当然体の水を拭くタオル持ってます。ということは、「いらないものをいかに買っていただくか」ということをしないといけないわけですね。
この時点で実はハードル高いんですよ。
普段お客さんというと、要は会員さんですよね。ジムに通ってるプールに通ってるお客さんと会話をしてコミュニケーションをとっていくと。
普段ね、お孫さん元気?とかコミュニケーションとるわけですよ。
僕もインストラクターときっていうのは学生でやってたし、岩手から出てきてるっていうかみんな知ってたからご飯には困らなかったですよ。
「今日はマックで20個ぐらい買ってきたから、みんな食べな!」
って、もうこれ夜ご飯ですよ。当時学生の僕からしたらめちゃくちゃ嬉しいですよね。
「手作りの太巻き作ってきたからどうぞ」
「今日はチャーハンだよ」
とかって持ってきてくれる人、いっぱいいるわけですね。
要は、普段のコミュニケーションから「森川さんだから買います」みたいな状態に持っていくことが大事なんですね。
商品の特徴と利点、ここをただただ伝えるんではないです。
「森川さん、今日何やってるの?」
「実はスイムタオルを販売するっていうノルマがあるんですよ」
「ノルマ?でも私達持ってるしな」
「そうですよねー。でも二つ以上買うとコレめちゃくちゃ安いんですよ、3割引。3人で買えばお得じゃないですか?1人で3枚じゃなくていいんですよ!3人で1個ずつ買ってくれるだけで僕は嬉しいんですよ。」
そしたらね、買うでしょ。
もう、それだけなんですよ。
補足|オンライン販売との違い
インターネットで「スイムタオル販売しました」という広告がありますよね。不特定多数の方に対して販売する場合は、
「商品はどういうものなのかな」
「価値ってどうなのかな」
「性能どうなのかな」
という項目が必要になります。
一方で、人から人に渡して売る対面式で販売をする場合は、この限りではないわけですね。
それよりも重要なのは「僕たち自身」ってことですよ。
買ってくれた人とは、またコミュニケーションを取るチャンス
僕も当然そのスイムタオルを買いました。元々若いときに売った経験、頑張ってきた経験っていうのがわかるから、頑張れよ!っていうエールですよね。
「普段頑張ってるからな、ありがとな!」って買うわけですよ。
買ってくれたお客さんには、さらにコミュニケーションが取れるわけですね。
これをチャンスに生かさないと、非常にもったいないんですよね。
そうなると、どんどん自分のファンになってくれるし、
「森川さん、今度飲み行こうよ」
「うちの孫と近いね」
なんて言って一緒に飲みに行ったりもするわけですね。
どちらかというと、物を売るというよりも、僕自身を買っていただくみたいな。
そこが一番ビジネスの楽しみなんじゃないかなと僕は思うんですね。
僕のビジネス(fulfull)も同じ
fulfullはどちらかというと、
「森川さんのようになりたい」
「FXってどうやったら利益出せるんですか?」
「FXって怖い怪しいってみんな言ってるけど、何か違うと思ったんです」
って皆さんおっしゃっていただけるんですね。
これは多分、皆さんがVoicyの音声を聞いていると、その人の人間性って伝わるからだと思います。
約束をちゃんと守るとか
時間だったりとか。
もう単純なことです。
結局、僕がやりたいこと、この投資をただただ販売をするというよりも、もう本当に、自分が人生変わった投資を本気でいいと思ってるから、むしろ「やらないともったいないよ」と思うんですね。
なので
「早く気づいて!」
「投資ってて身近だよ!」
やっぱり自分が人生変わったり、何か人に伝えたいと思うのは、実際に体験したり経験したりする、その経験ベースでしかお話ができないんですよね。
1人でも多くの人が、老後そして子供たちの教育資金に困らないような生活状態になってほしいなって思うんですね。
「パパ、コレやりたいな」
「こういう学校に行きたいな」
「将来の夢はこれなんだよな」
…「ごめん、お金ないから無理だわ、諦めてくれ。」ってかっこ悪いよね。
それなら、今頑張らないといけない。そこで一歩踏み出して頑張ってきたから、今発信したり、喋る側になってるだけなんです。
・・・
こんなところで、今日のお話は以上になります。
月並みですが、僕は人とのご縁っていうのを大切にしています。
僕のVoicy「ふるふるラジオ」を聞いてくださってる方の期待に応えるために、僕は日々発信をしています。
自分自身も、日々成長しますし、聞いてくださってるリスナーさんも日々成長して欲しいです。
より良い未来を一緒に築いていこうねっていう話ですよね。
僕は陰ながらその方で応援していきたいなと思っております。